数値計算法1(電子工学科情報工学コース)(98年度)[担当:長嶋(秀)教授]
持ち込み:プログラムの入らない電卓使用可。

問題

[1] 1) 次の関数を差分せよ.           x       x (a)2・3+4・5

        (5) (b)5x

2) 次の差分方程式を解け. (a)Δy(x)=3b

       2 (b)Δy(x)−2Δy(x)+y(x)=0


[2]分割された小区間[xj,xj+1において,
次のスプライン関数が次式のように書かれるとき,
2次および3次の係数α
j2,αj3を導出せよ.
ただし,スプライン関数のもつべき条件を必ず書くこと.
          3     i                 2      3 j(x)=Σαjkx=αj0+αj1x+αj2x+αj3           k=0


[3]丸め誤差,打切り誤差,桁落ちについて
その発生メカニズムについて知る限り述べなさい.


            d [4]微分演算子:D=――を前進差分演算子: Δで表現する            dx 展開式求め数値微分の3点公式を導出せよ.
ただしlog
eの展開公式は次の通りである.
                             k                  ∞      k-1 x loge(1+x)=Σ(−1)  ―                 k=1      k


[5]区間[a,b]で定義されている連続な関数f(x)が,
重み関数ω(x)に対して同じ区間で定義されている
直交関数系{φ
r(x)}で下記のように近似されるとする.
このとき,係数a
rを導出せよ.
    〜 n f(x)=Σarφr(x)          r=0


[1]1)(b)の問題だけ解説を先生から頂いたので掲載。
   (5)    (4) 5x=5x・・|・・|

 (5) x=x(x−1)(x−2)(x−3)(x−4)

       (5) (x+1)=(x+1)x(x−1)(x−2)(x−3)


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